はじめてのすくらっち
その3


2003/04/23


さて、と。
上から順番にいきましょうか。まずは髪。アルテコ盛ってちまちま、ちまちま、ひたすらちまちま。光輪もこさえてみました。


悪くない。悪くないんですよ、ホントに。でもねぇ・・・
何というか、情報が整理されてないというか。ディテールが細やかなのは良い事なんですが、無駄なディテールも多い感じ。だいたいこんなパーツどうやって抜くよ?
それに流れが単調。毛先を遊ばせて「くせっ毛」表現したつもりだったけれど、まだ遊ばせ方足りないみたい。まぁ、もう少しだけいじってサフ吹いてみますか。全体的な様子見てからにしましょう。


2003/04/26

次は羽。
ディテール混みすぎていたので、造形的に洗練させる方向で。よりシンプルに・より美しく。


上が以前つくってみたもの、下が2回目。まだ途中ですが。んで、ここまでやってみて、上記の「よりシンプルに・より美しく」は誤りだったと判明。
確かに下の方が洗練されて来てるし、この方向でいけば、すっきりしてキレイな羽になる気がします。流れも抑揚も下の方が良い。でも灰羽さんの場合はそれじゃダメだと。「成鳥の美しい羽」じゃなくって、もっとこう、小鳥のような、雛鳥のような、可愛らしくパタパタするような、「飛べない」羽←ここ重要。飛べそうに見えてはダメなんだと気付きました。


ということでつくり直し。一番下が修正版。一枚一枚の羽根について、縦は短く・幅は広く、且つ、よりランダムに。つまり「まだ生え揃ってない・成長しきってない」感じで。わたし的にはだいぶ灰羽さんらしくなってきた気がしますが、如何?


2003/05/06

首〜肩〜背中。ほぼOKと書いたけど、ちょこちょこ直し。ほんの少しだけどね。


凸凹をはっきりさせて、背骨とか肩胛骨とか少し目立たせました。羽が付くと微かな凹凸では目立たないみたいなので。首や肩・鎖骨は、よりきゃしゃな感じに直し。首に筋ができたの写真で見てわかります?

さて、問題の手。エポパテの塊から削りだして、結構さくっと形にはなるんですよ。でもそこからが問題。いくら頑張っても「成人男性」の手になっちゃう・・・あまりに、あまりにも手近に、自分の手というサンプルがあるから・・・あぁ、ため息。女のコの綺麗で可愛らしい手、顔つくるより難しいと思いました。


まる1日かけてこんなもん。難しい、難しいッス。正直こんな程度であきらめ。今の実力ではこんなもんですワ。もっと上手くなりたいです。


2003/05/10

服できました。っていうかこんなもんでやめました。シワやアウトライン、小さな直しかけていったら、もうきりがない。でもサフ吹いたら感じ変わって見えるんだろうなぁ・・・そしたらまた直したくなるんだろうなぁ・・・


それと、分割しようかどうしようか悩んでいた背中のめくれた布、やっぱり分割しました。逆テーパーがきつすぎて抜けるかどうか微妙だったので。手間増えたけど安全策を選択。


こんな感じで全6パーツになりました。スカートの裏も処理したし、もう少し、あともう少し・・・!


2003/05/13

ラスト脚&足!
注意したのは、きちんとまん中を骨が通っていること(体重がきちんと乗っかっていること)、且つ、女のコらしくしなっとしていることの両立。ヒザから上は組むと全く見えなくなってしまうのですが。

 

手ほどではなかったけれど足の指も難しかったです。あ、改めて写真で見るとくるぶし大きいですね。これ、私の足だわ・・・(苦笑)

悲しかったのは、スカートの厚みとクリアランス確保の為、ぷりてぃできゅーとなおなかとおしりを二回りも削らないといけなかったこと。スカートはいてるフィギュアの宿命ですが、でも、やっぱり残念です。